トップ of fruit-garlic

フルーツガーリックというミッションに想いを込めて 8年前の平成20年夏、私達は<京丹後フルーツガーリック>という新しい未知の領域に踏み出しました。そのころはまだ、ものを作らせて貰うと言う事がこんなに大変なことだということも知らず、沢山のハードルの先にこれだけすごい品質のものが生まれてくることも、想像すらしていませんでした。 フルーツガーリックは京都・丹後で生まれた黒にんにくです。一見ふつうの黒にんにくに見えますが、実はトップクラスの味覚を持つシェフ達から「黒にんにくを超えた黒にんにく」という高い評価を頂き、デンマークのnoma(世界レストランランキング1位を4回取得)での採用を始め、スペインの一番有名な三つ星シェフであるマルティン・ベラサテギシェフ、サンパウのカルメシェフに継続して使い続けて頂くなど、日本を超えた大きな世界に羽ばたくまでに成長しています。 なぜ京丹後フルーツガーリックはそこまでの評価を頂ける品質にたどり着いたのか。なぜ今でも毎年美味しくなりつづけているのか。それは決して偶然ではありません。 私達は、自ら6haの畑でにんにくを栽培し、熟成のラインも手作りし、一歩一歩その味をレベルアップしてきました。実は農業初めて、食品加工初めてという無謀とも思える中でスタートし、やることなすこと全て手探りでした。その業界の常識を知らないからこそ出来たこと、失敗したことが無数にあります。その沢山の失敗や苦労の結晶が今の生産方式や技術にしみ込んでいるのです。 黒にんにくを、自ら生産し、熟成ラインも自ら作成してわかったことがあります。黒にんにくの味は、にんにくの品種、畑での生育状況、熟成の技術、の3つの要素で決まります。できあがった味は、畑によって、また熟成の具合で実は大きく変化しているのです。そのひとつひとつを毎回少しずつ改善してゆく。その繰り返しは3歩進んで2歩下がるような、将来にも続く、無数の階段のようにも思えます。 にんにくが体にいいことは、当たり前に知られています。しかし、その臭いや刺激のために日本の食文化にはあまり取り入れられてきませんでした。その大きな壁を「黒にんにく」という新しい食品は突破しました。これからの時代、食から健康を育んでゆく時代に、黒にんにくは必須の食材となることでしょう。 そして、フルーツガーリックはその「黒にんにく」のイメージをも大きく変えつつあります。そのまま食べても、料理に入れても美味しい。そして、健康にも・・・。スーパーフードの中のスーパーフード、です。  私達は、フルーツガーリックを黒にんにくの最高峰として世に送り出し続けたいと考えています。一反(10m×100m)の畑から約400人の方が1年間食べて頂けるフルーツガーリックが生産されます。喜んでくださるお客様の顔を思い浮かべながら、私達は、そのチャレンジを一時も休まずに繰り広げてゆきます。  有限会社 創造工房 代表取締役 早川雅映

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